静岡県南伊豆町、全庁で電子マニュアルを導入[ニュース]
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2025年5月、静岡県南伊豆町は株式会社スタディストから協力を受け、自治体向けマニュアル作成システム「Teachme for Public」を導入した。
南伊豆町では、職員の業務効率化および住民サービス向上を目指して、業務マニュアルをデジタル化することを推進している。
Teachme for Publicの導入によってノウハウを継承しやすくするほか、住民が役所に訪れなくても情報を得られる環境を目指す。
背景
南伊豆町では、人事異動ごとに発生する業務引継ぎの負担軽減や、多様化する日常業務による職員の負担軽減、住民サービスの向上などが求められていた。
今回、これらの課題を解決できるシステムとして「Teachme for Public」が導入された。
現在職員向けのマニュアル作成に寄与しているほか、2026年頃からは住民向けマニュアルも作成し、住民サービス向上のために活用される予定。
今後の展望
南伊豆町では、「Teachme for Public」を3年間の効果検証期間で段階的に活用を拡大する予定。
全職員共通業務をマニュアル化し、各部署に必要な人材を配置してマニュアルの作成体制を構築する。
2026年頃からは住民向けに情報を公開したり、住民から要望を収集したりして、住民参加型のアプローチも行う予定だ。
（執筆：デジタル行政 編集部）