東京都渋谷区、渋谷区防災アプリに「ポケットサイン防災」を搭載[ニュース]

東京都渋谷区、渋谷区防災アプリに「ポケットサイン防災」を搭載[ニュース]

東京都渋谷区は、区内で使える防災アプリに「ポケットサイン防災」を搭載した。
「ポケットサイン防災」は、東京都新宿区の株式会社ポケットサインが提供するミニアプリ。
これによって、災害発生時に2次元コードを読み取るだけで渋谷区は区民がどこに避難したのかをリアルタイムで確認できるようになる。

概要

渋谷区では、2019年から区公式の防災アプリを公開。区民はアプリを使うことで防災関連情報をリアルタイムに受信することや、コミュニティを作成して情報の共有ができる。
今後起きうる大災害への備えとして、2025年4月にアプリのリニューアルを行い、「ポケットサイン防災」を公式アプリ画面上から起動できるミニアプリとして搭載した。
なお、渋谷区公式防災アプリは同区民以外でもダウンロード可能だが、ポケットサイン防災の機能は渋谷区民が対象。

ポケットサイン防災の機能

渋谷区防災アプリのトップ画面から選択すると「ポケットサイン防災」が起動し、以下の機能が使える。
なお、避難所チェックインの利用時には、マイナンバーカードの登録が必要。

区民

・災害発生時における避難所へのスムーズな入所・退所
・食物アレルギーや要支援情報を登録

渋谷区

・区民がどの避難所にいるかをリアルタイムで把握
・避難所の状況を把握
・食物アレルギー・要支援情報を管理し、適時的確な対応を実現

(執筆:デジタル行政 編集部)