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三原市、メタバース(仮想空間)を活用した情報発信を実施[ニュース]

三原市、メタバース(仮想空間)を活用した情報発信を実施[ニュース]

広島県三原市は12月11日、メタバース(仮想空間)を活用した情報発信を実施する。

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想の3次元空間であり、そこで展開された様々な技術やサービスを、「アバター」と呼ばれるデジタルキャラクターを通じてユーザが利用できるもの。

三原市は,広島テレビ放送株式会社と、広島東洋カープがファンクラブ向けサービスとして現在提供しているメタバース空間「メタカープ」を活用して、ふるさと納税をはじめとする三原市のさまざまな情報を発信する。

1 実施概要

1 広島テレビが12月11日(日曜日)開催予定の広島東洋カープファン向けイベント「カープフェス2022」の模様を、「メタカープ」内の中央モニターで配信する。

2 通常はファンクラブ限定のサービスですが,この日のみ一般のユーザも入場できるポータルを広島テレビが開発・公開し,ファンクラブ以外のユーザも「メタカープ」に参加できる。

3 三原市向けにアレンジした「メタカープ」内のコンテンツをユーザへ展開する。

[アバターの洋服]
一般ユーザ用のポータルから入場したユーザは、三原市をイメージしたTシャツを着て参加する。

[中央モニター内での三原市とのコラボ告知]
配信している中央モニターの上下部に、三原市とのコラボを告知した文言を表示する。

[ブース設置]
「メタカープ」内に露店風のブースを設置し、広島みはらプリンやふるさと納税などの三原市関連サイトへ遷移して購入ができるようにする。

[バルーン風船]
「メタカープ」内に入場したユーザができるアクションについて、バルーン風船を飛ばした場合には,バルーンがタコの形になっています。

2 カープフェス2022について

今年で3 回目となる、広島テレビ主催の、カープファンが選手に感謝を送る「ファンのファンによる選手のため」のイベントです。広島テレビ本社ビル・エキキターレエリアに毎年多くのファンが参加しており、広島東洋カープの選手O Bなど豪華なゲストによるトークセッションや、アイテム展示・メッセージB O Xの設置、マツダスタジアムのグルメ提供など内容盛りだくさんになっている。

昨年のカープフェス2021 の様子(三原市HPより)

3 メタカープについて

カープファン倶楽部の一部会員向けに提供されているコンテンツで、カープ坊やの世界感で、マツダスタジアムのリアルとメタバースならではの仕掛けを盛り込んで、ホームゲームの試合映像配信を見ながら、ファンクラブ会員どうしの「チャット」、「モーション」、「スタンプ」で交流しながら応援する、新たなファンコミュニティ提供している。

メタカープのイメージ(三原市HPより)

4 今回の実施により期待できること

1 メタバース上でカープを応援するほとんどが、マツダスタジアムに行けない遠方のカープファンであるため、三原市の存在や特産物などを訴求できる。

2 アバターのユニフォームデザインや、応援グッズ、スタジアム内のデザインなど様々な角度からの宣伝が可能であるため、それぞれのカープファンに合った広告宣伝を実現する。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)