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愛媛県今治市、産学官連携で「しまなみ学び・交流の場」事業を推進[ニュース]

愛媛県今治市、産学官連携で「しまなみ学び・交流の場」事業を推進[ニュース]

愛媛県今治市は2023年5月29日、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科工学部(以下、東京大学)・日本アイ・ビー・エム株式会社と包括連携協定を締結した。

「しまなみ学び・交流の場」事業の背景

愛媛県今治は、協定を結んだ東京大学と日本アイ・ビー・エム株式会社とともに、2019年7月より「コグニティブ・デザイニング・エクセレンス(Cognitive Designing Excellence 以下、CDE)」に取り組んでいる。

CDEは東京大学の人文社会科学に関する知見と、日本アイ・ビー・エム株式会社が持つ先端デジタル技術を活かした研究プログラムで、さまざまな分野の企業が参画している。

このプログラムの一環として「しまなみ学び・交流の場」事業が実施され、産学官連携で地域活性化に取り組む。

包括連携協定の概要

愛媛県今治市に位置する大三島に「しまなみ学び・交流の場」を置き、テクノロジーと臨床知の学び合いをテーマに事業を推進する。

連携協定を通した取り組みは、下記の項目の実施を予定している。

・「しまなみテクノロジー市民大学講座」の開催・運営

・ワーケーションプログラムの実施

・地域の人流を創出する活動の提案・実証実験の実施

愛媛県今治市は、これらの事業を通じてCDE参画企業との連携を図り、持続可能な地域の発展を目指す。しまなみ地域の島内外に人流を生み出し、人的な交流活動を促す狙いだ。

(執筆:デジタル行政 編集部)