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神戸市、ICTによる学校体育館の夜間開放を11月より本格運用[ニュース]

神戸市、ICTによる学校体育館の夜間開放を11月より本格運用[ニュース]

神戸市で、暗証番号式・クラウド管理機能を備えたスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)」ならびに予約システム「まちかぎリモート」を活用した中学校体育館の夜間開放が11月1日より始まる。


神戸市では、子どもたちの体力・運動能力向上、市民の健康増進、開かれた親しみやすい学校づくりのために、11月1日より中学校体育館の夜間開放が実施される。体育館の鍵としてICT技術を活用したスマートロック「RemoteLOCK」を設置し、予約システム「まちかぎリモート」と連動させることで、人手を介さない運用による夜間の体育館開放を実現する。今回の体育館の開放に先立ち、9 月中旬より利用団体の登録受付が開始される。対象の中学校体育館は計16校で、12月以降、順次拡大予定。


本取り組みは、神戸市の地域・行政課題をスタートアップと市職員が協働して解決するプロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」で採択され、2021年9月から約半年間にわたり、3校で実証実験が行われ、今回正式運用開始に至った。


【利用の流れ】

・利用団体の登録

・予約システムで対象校の開放日を確認し予約申込み(※申込みが複数の場合は抽選)

・予約成立後、鍵のワンタイムパスコードを発行

・利用日当日、パスコードを入力し体育館へ入館


詳細は、下記ホームページより

https://www.city.kobe.lg.jp/a61516/kosodate/lifelong/kaihou/kaihou_ict.html


「RemoteLOCK」は、RemoteLock社が開発し、日本国内では株式会社構造計画研究所が提供するWi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロック。暗証番号による入室が可能となるため、年齢を問わず地域住民が公共施設を利用するにあたり利便性が高い。「まちかぎリモート」は、公共施設管理のスマート化を推進するために株式会社構造計画研究所が開発・提供するシステム。予約・支払いから鍵の受け渡しまでをワンストップで行える。

(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)