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いすみ市、DONUTSと自治体DX事業で連携[ニュース]

いすみ市、DONUTSと自治体DX事業で連携[ニュース]

千葉県いすみ市は、バックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」を提供する株式会社DONUTSと、同市のDX推進に関する連携協定を締結した。

房総半島南部に位置するいすみ市は、温暖な気候と四季折々の農作物、全国有数の漁場に恵まれた自然豊かなまちである。

都会に近い「身近な田舎」としても人気を集めており、雑誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した「2022年版 住みたい田舎ベストランキング」にて「子育て世代が住みたいまち」「若者世代・単身者が住みたいまち」「シニア世代が住みたいまち」全ての部門で首都圏エリア第1位を獲得。

人口減少や少子高齢化が進むいすみ市では、「空き家バンク制度」「結婚新生活支援事業補助金」などの支援制度を整えて移住希望者を積極的に受け入れており、地域活性化に取り組んでいる。

いすみ市ではこれまで「未来に輝く持続可能ないすみ市の実現」を目指して、行財政の改革を敢行してきた。一方で人口減少と高齢化が進んでいることから、今後財政状況の悪化や地域経済の低迷が懸念されており、いすみ市の人口規模に適した行政運営ならびに新たな行政サービスの推進が求められている。

これまでの行財政の抜本的な見直しが求められる中、バックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」シリーズについて15万社に導入実績のあるDONUTSの有するデジタル技術やノウハウを活用し、いすみ市のDXに貢献するため、このたび連携協定締結の運びとなった。

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)