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佐久市、ジェイアール東日本企画と複業人材を活用し解決していくプラットフォーム「YOBOZE!」をリリース[ニュース]

佐久市、ジェイアール東日本企画と複業人材を活用し解決していくプラットフォーム「YOBOZE!」をリリース[ニュース]

長野県佐久市は9月1日、ジェイアール東日本企画と複業人材を活用し解決していくプラットフォーム「YOBOZE!」をリリースした。

佐久市は、新しい時代の働き方をするリモートワーカーを呼び込み、市の地方創生を推進するため、「佐久市まるっとテレワーク推進事業」などに取り組んできた。2020年4月1日に開館したコワーキングスペース「ワークテラス佐久」の運営においては、月額会員数が開館から約1年で6倍超(9名(2020年4月末)→56名(2021年8月末))、創業支援9件を達成するなどの成果を上げてきた。また、利用者同士の協業によるイベントやプロダクト開発など様々なプロジェクトが生まれている。

上記の成果をより地域の活性化につなげるために9月1日、複業(※)プラットフォーム「YOBOZE!」(業務受託者:株式会社ジェイアール東日本企画)を佐久市ではリリースした。「YOBOZE!」は、佐久市に関心を持った移住者や関係・交流人口のスキルを、地域に発揮してもらうためのプラットフォーム。今回、事前に公募選定した地域企業の課題について、複業ワーカーと共に解決をする実証実験(2022年2月までを予定)を開始する。

※複業とは、「パラレルキャリア」とも呼ばれ、人生100年時代のキャリア形成や自由な働き方のために、複数の仕事を持つこと。佐久市では副収入を主な目的とした「副業」と区別している。

YOBOZE!のリリースにあたり、佐久市の栁田清二市長は次のようにコメントを寄せている。

大都市で活躍する様々なスキルを持った方々の移住や地域の仕事にも関わりたいという関心が、佐久市を中心としたエリアに集まっています。都市部における副業解禁や、人生100年時代の新たな働き方「複業」のトレンドは、地域活性化のチャンスととらえています。「YOBOZE!」を掛け声に、地域の企業の皆様、スキルを持った移住者等の人材、佐久市役所が手を取り合い、企業の課題や地域課題の解決に取り組んでいければと思います。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)