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愛知県主催「あいちDXチャレンジ」にて最優秀賞を発表[ニュース]

愛知県主催「あいちDXチャレンジ」にて最優秀賞を発表[ニュース]

愛知県は、デジタル技術の活用アイデアを募集するコンテスト「あいちDXチャレンジ」を主催し、工場自動化提案コンサルや、工場自動化の要件定義SaaSの開発・運営を行う株式会社ファースト・オートメーションに最優秀賞を授与した。

「あいちDXチャレンジ」とは、愛知県が主催するデジタル技術を活用した新規事業や業務効率化に関する自由なアイデアを幅広く募集する、若手社員を対象とするアイデアコンテスト。愛知県では他にも、「愛知県DX推進本部」や「デジタル人材育成ワーキンググループ」を立ち上げ、県行政や産業面のデジタル・DX化推進に取り組んでいる。

今回、ファースト・オートメーション社は、ロボットSIerとエンドユーザー間の仕様認識ズレを防ぐ機能が搭載された、要件定義SaaSの「ROGEAR」を提案し、最優秀賞を受賞した。

「ROGEAR」は以下の6つを主な機能を搭載している。

(1)ドキュメント作成、ヒアリングを効率化
テンプレートを登録しドキュメント作成およびヒアリングを効率化する。

(2)チームごとに仕様情報を管理
プロジェクトグループ内で、チームごとに情報管理ができる。 制作するユニットごと、そして社内・社外という括りでチーム分けができる。

(3)メールやり取りで散らばるエビデンスも一元管理
プロジェクトチームごとでチャットが可能。仕様に関わる情報のやり取りもROGEAR上で行う。

(4)画像や動画、資料なども共有管理
他のクラウドサーバーで管理共有をせず、ROGEARに資料をアップロードすることも可能。

(5)履歴管理やROGEAR外ユーザーへの共有を効率化
更新前のデータの保存やROGEARにアクセスができないユーザーへの共有はプロジェクト情報をPDF出力をして対応することができる。

(6)現場での仕様情報確認
スマートフォンからもプロジェクト情報を閲覧することが可能。 現場および外出先で仕様情報を確認したいときに活用できる。

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)