岩手県一関市、窓口AI端末「easyTalk」を本格稼働[ニュース]
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2025年5月、岩手県一関市は、神奈川県横浜市の合同会社EasyDialogが提供する窓口AI端末の「easyTalk」を導入し、来庁者案内・支援への活用を始めた。
「easyTalk」は独自のAIプラットフォームを活用し、音声認識や機器制御、データアクセスを統合している。
easyTalkの主な機能
「easyTalk」はスマート市役所の実現や、スムーズなデータへのアクセスに貢献する窓口AI端末。
含まれる主な機能は以下の通り。
話す
・自然な言語を用いて庁内訪問者と対話
・画面に要点をテキスト・画像で表示
理解する
・ベースの言語理解によって目的や文脈を把握
・市役所Webサイトから正確な回答・文書を生成
行動する
・必要な情報を入力した状態で書類を印刷
・内蔵OCRカメラを用いた身分証スキャン
・モニターによる庁内ルート案内表示
・顔認識を用いたセッション管理
一関市における使用用途
一関市では「easyTalk」は、以下の用途で活用されている。
・音声を用いた市役所内のナビゲーション
・顔認識を用いた操作の自動化
・行政書類の自動作成
・市役所内の案内表示
・担当窓口紹介
・市に関する情報の検索とまとめ
当システムの導入はスマート市役所実現に向けた取り組みとして、住民へのサービスの質を向上させながら職員の負担を軽減。
今後は更なる活用により、行政DX加速への貢献が期待されている。
(執筆:デジタル行政 編集部)