高知県高知市、地域共同配車タクシーアプリを導入[ニュース]

高知県高知市、地域共同配車タクシーアプリを導入[ニュース]

2025年4月、高知県高知市は地域共同配車タクシーアプリである「こちタク」を提供開始した。
当アプリは、高知市ハイヤー協同組合と高知市から支援を受ける形で株式会社REAが開発したもの。

背景

高知市では、乗務員不足から路線バスの減便が続いており、公共交通機関維持やタクシーの利便性向上が課題となっている。
これらの課題を解決するため、現在地に近い市内のタクシーを容易に注文できる配車アプリ「こちタク」が立ち上げられた。
「こちタク」は市内の法人タクシーだけではなく、個人タクシーも一部参加しており、市内の475台が配車対象。
地域限定タクシーアプリとしては最大規模といわれる。
今後は、「こちタク」の普及によって市民・観光客の移動をより効率化し、市の活性化に貢献する方針。

アプリ概要

「こちタク」には、株式会社REA開発の「Noruuu-Ride」を利用している。
「Noruuu-Ride」は、利用者に対して迅速に配車できることを追求したクラウド型AI配車アプリ。
通常のタクシーの配車だけではなく、地域共同配車アプリ・日本版ライドシェア・公共ライドシェアなどさまざまなシーンでの活用が可能。
「こちタク」は高知市ハイヤー協同組合が「Noruuu-Ride」を選定する形で立ち上げられた。

(執筆:デジタル行政 編集部)