山口県宇部市、クラウドエースを「自治体DXモデルプロジェクト」に任命[ニュース]
![山口県宇部市、クラウドエースを「自治体DXモデルプロジェクト」に任命[ニュース]](https://www.digital-gyosei.com/wp-content/uploads/2025/06/0620main.jpg)
山口県宇部市は、東京都千代田区の株式会社クラウドエースを「令和6年度自治体フロントヤード改革モデルプロジェクト」に採択した。
自治体フロントヤード改革とは、住民との接点である窓口業務の効率化・サービス向上を目指す取り組みのこと。
これに伴い、株式会社クラウドエースはGoogle CloudのBigQueryおよび生成AIナレッジマネジメントツールである「COGMA」を活用して実証実験を行う。
プロジェクト概要
本プロジェクトは、業務効率化および住民サービスの向上を目的として、最新技術を活用した行政運営モデルを検証するもの。
宇部市はクラウドエースの技術提供と導入支援を通じ、市が保有するデータに基づいた行政運営・業務改革を実現する。
クラウドエースより提供される支援は以下の通り。
・データ分析基盤構築 (Google Cloud BigQuery)
・生成AIアシスタント (COGMA)とそれに関する活用支援
期待される効果
本事業に関わるクラウドエースは、Google Cloudに関する高い技術力・豊富な実績を有している。
宇部市におけるAIの活用は、専門人材不足を補い、データに基づいた質の高いサービスの提供や、行政運営の効率化実現に貢献することが期待される。
なお、本プロジェクトによって得られる知見や成果は、宇部市以外の自治体でも課題解決や業務効率化に貢献すると考えられる。
(執筆:デジタル行政 編集部)