東京都足立区、学習eポータル+AI型教材の採用学年を拡大[ニュース]

東京都足立区、学習eポータル+AI型教材の採用学年を拡大[ニュース]

2025年4月、東京都足立区は学習eポータル+AI型教材である「Qubena」の採用学年を拡大すると発表した。
「Qubena」は東京都文京区の株式会社COMPASSが提供するサービスで、足立区内の全区立小学校における1・2年生で試行利用される。

背景

足立区では、教員の授業力の向上・個に応じた学習の充実の2本柱を念頭に、児童生徒の学力定着を目指してさまざまな取り組みを進めてきた。
学力向上を後押しし、対策の発展・充実につなげることを目指して、2022年から足立区立小学校の3~6年生および中学校の全学年の児童生徒に本サービスを導入していた。
導入学年におけるサービスの利用定着や導入による学習の充実が実感されたことで、今回小学校1・2年生へ対象を拡大した。

サービス概要

「Qubena」は株式会社COMPASSが開発したAI教材。
2021年度に小学校・中学校の5教科に対応したバージョンをリリースした。
2022年にはMEXCBTと連携を行い、現在の学習eポータル+AI型教材としてサービス提供を開始。
2023年11月以降は文部科学省の検定を受けた主要教科書準拠の問題を搭載したバージョンをリリースしている。

(執筆:デジタル行政 編集部)