富山県朝日町、「地方創生2.0(新しい地方経済・生活環境創生)」を推進[ニュース]
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2025年4月、富山県朝日町は、国が進める第2世代交付金を活用して「地方創生2.0」に向けた取り組みとして、株式会社博報堂と共に「まちづくり会社を中核とした官・民・地域共創型『たのしい未来』づくり事業」を開始した。
本構想は、町で取り組んできた公共DXサービス運営において重要な役割を担う地域コミュニティを進化させ、新たな地域運営体制で支えるためのプロジェクト。
背景
朝日町と株式会社博報堂は、2020年実施のライドシェアサービスを皮切りに、共に地域課題解決に向けた公共DXサービスの開発および実装に取り組んできた。
今回の取り組みでは、地域全体運営を持続可能にするモデルとして「まちづくり会社」構想を社会実装することに取り組む。
本取り組みでは、官(町役場・地域おこし協力隊)・民(商工会・観光協会・博報堂)・地域(地元住民・地域コミュニティ・移住者・共助コミュニティ)が三位一体となってあらゆる地域サービスを最大化する。
そのほか、若者をはじめとした移住者の定着につながることも期待される。
実装サービス
・LoCoPiあさひまちコイン
マイナンバーカードを介して使用できる地域通貨
・LoCoPi防災機能
災害時に避難者の受付・管理を効率化する防災サービス
・ファンる〜ぷ あさひまち
観光客対象のLINEミニアプリ
(執筆:デジタル行政 編集部)