東京都、観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」で文化財管理を効率化[ニュース]
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東京都は、「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」にて東京都新宿区のボールドライト株式会社と連携し、観光DXプラットフォームである「プラチナマップ」活用の文化財管理システム「文化財DXプラットフォーム」を開発した。
これによって、東京都が運営する「東京文化財ウィーク」における運営工数において約86%の削減に成功した。
プロジェクト概要
「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」とは、都政現場とスタートアップが集まり、都政が抱える課題の解決を目指すプロジェクト。
ボールドライト株式会社と東京都は、東京都で毎年秋に行われる都内の文化財を特別公開する取り組み「東京文化財ウィーク」運営における課題解決に取り組んだ。
プロジェクト結果
東京都は公開する文化財に関する情報をWeb上で公開していたが、一覧表示と平面マップのみで参照しにくく、検索もできない仕様だった。
この課題を解決するために東京都は「プラチナマップ」を活用して文化財情報を集約したマップを作成。利用者からは利便性向上について肯定的な意見が多く寄せられた。
さらに「プラチナマップ」管理画面を基盤として文化財管理のDXプラットフォームを開発し、運営工数の削減にも成功した。
(執筆:デジタル行政 編集部)