島根県、隠岐島前3町村による地域情報化・DX推進に係る連携協定を締結[ニュース]

島根県、隠岐島前3町村による地域情報化・DX推進に係る連携協定を締結[ニュース]

2025年3月、島根県の隠岐島前3町村(知夫村・海士町・西ノ島町)と東京都千代田区のワークログ株式会社は、地域情報化やDX推進、住民生活向上や地域経済活性化などを目的とする連携協定を締結した。

背景

島根県の島前3町村では、人材不足から来る職員の業務負担が課題とされている。
この課題を解決するには行政業務についてDXを進め、効率的に行政運営を行える環境を整える必要がある。
一方で、当該地域の役所内にデジタルスキルに長けた人材が少なく、業務のデジタル化は思うように進んでいない。
令和6年度から海士町では、ワークログ株式会社の社員が派遣され、業務効率化を進めてきた。
この実績を基に、3町村において行政業務のデジタル化を推進し、住民生活の向上や地域経済の活性化などを目指す。

詳細

本協定は、 地域の情報化やDX推進を通じて、地域経済の活性化や住民生活向上、行政サービスの効率化、地域社会の発展に寄与することが目的。
具体的な取り組みとしては、業務フローの見直しや業務改善、デジタルツールを使える人材の育成、町村間での情報交換会議の実施がある。
最初は行政業務のデジタル化に取り組み、将来的には住民向けサービスのデジタル化や民間事業者のデジタル化も推進する方針だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)