福岡県大牟田市、官民連携で「スマートバス停」を設置[ニュース]

福岡県大牟田市、官民連携で「スマートバス停」を設置[ニュース]

2025年4月、福岡県大牟田市は株式会社YE DIGITALが提供・西鉄エム・テック株式会社が販売する「スマートバス停」の運用を開始した。

背景

大牟田市内における公共交通機関は鉄道や路線バスなどさまざまなものがあり、地域の暮らしを支えている。
しかし、近年は人口の減少や運転手不足、公的負担増加などによって、地域公共交通を維持することが難しくなりつつある。
この変化に対応するため、大牟田市では持続可能な公共交通サービスの構築を目指して、交通手段間の連携や乗り継ぎの利便性向上などの事業を進めている。
今回、計画推進の一環として、市は西鉄バス大牟田と連携し、「スマートバス停」の設置を進めた。
「スマートバス停」は、路線バスの時刻表を分かりやすく表示できることに加えて、行政情報・災害情報なども表示できる。
スマートバス停によって乗換がスムーズになるほか、情報提供の充実化によって待合環境が改善されることも期待されている。

設置場所

今回、大牟田市と西鉄バス大牟田は、市内外で利用者が多いバス停や鉄道駅など交通結節点を選定し、市内4カ所に「スマートバス停」を設置した。
設置場所は以下の通り。

・大牟田駅前バス停 
・大牟田駅西口バス停
・JR大牟田駅待合室
・九州新幹線 新大牟田駅

(執筆:デジタル行政 編集部)