福島県南相馬市、オンライン施設予約システムとスマートロックの活用に関する実証実験を開始[ニュース]
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福島県南相馬市は2025年2月から、株式会社構造計画研究所と協働でオンライン施設予約とスマートロックに関する実証実験を開始する。
当実証実験では、オンラインで施設を予約できるシステムの「まちかぎリモート」と、スマートロックシステムの「RemoteLOCK」を用いて、公共施設の一般開放効率化について検証する。
背景
南相馬市では2023年5月から「南相馬市DX推進ビジョン」のもと、職員の業務の流れを可視化・改善し、最適な行政サービスを構築することに取り組んでいる。
これまでには、行政手続きのオンライン化、書かない窓口の導入などを進めている。
この一環として、学校施設の一般開放業務の効率化を目的として、前述のサービスを試験導入することとなった。
これらの導入は福島県内の自治体で初めて。
市は今回の実証実験を通じ、利用者と管理者双方への有効性を検証する。
実験概要
実証実験の対象施設
・原町第二中学校体育館
・石神中学校体育館
実証期間(予定)
2025年2月~2025年6月末予定
機能の概要
・「まちかぎリモート」
オンラインから施設の空き状況確認・予約受付・鍵管理機能と連携が可能
・「RemoteLOCK」
Wi-Fiを利用した電子錠による鍵管理が可能
(執筆:デジタル行政 編集部)