熊本県阿蘇郡南阿蘇村、地域DX推進の一環として公共施設予約システムを導入[ニュース]
![熊本県阿蘇郡南阿蘇村、地域DX推進の一環として公共施設予約システムを導入[ニュース]](https://www.digital-gyosei.com/wp-content/uploads/2025/04/0424main.jpg)
熊本県阿蘇郡南阿蘇村は地域DX推進の一環として、東京都千代田区の株式会社バカンが提供する公共施設予約システムを導入した。
当システムは、マイナンバーカードを用いて予約者を認証する仕組みが採用されている。
背景
南阿蘇村は、2022年に「SDGs未来都市」に選定されており、デジタル技術活用による地域活性化に取り組んでいる。
また、株式会社バカンは、これまでにも防災DXの分野で南阿蘇村への支援を行ってきた。
DX推進において住民サービスの向上・行政運営の最適化・社会基盤の構築を推進したいとの思いから、南阿蘇村ではバカンが提供する地域交流推進アプリである「tami tami」を活用し、施設予約システムを導入することになった。
今後は更にアプリを活用し、各自治体の需要に合わせてさまざまな機能を提供することも予定している。
機能詳細
・施設予約
公民館・体育館・スポーツ施設などの予約に対応。
個人予約への対応だけではなく、団体での予約も可能。
・スマートロック
特定時間のみ使用できるワンタイムパスワードを用いた解錠形式によって、電波が不安定な場所・オフライン環境でも動作が可能。
・避難所マップ
自分の現在地や、近くの避難所の位置、混雑状況を確認できる。
(執筆:デジタル行政 編集部)