奈良県生駒市、コミュニティ通貨「まちのコイン・くるり」を導入[ニュース]

奈良県生駒市、コミュニティ通貨「まちのコイン・くるり」を導入[ニュース]

奈良県生駒市は、県内の市として初めてコミュニティ通貨を導入した。
今回導入されたコミュニティ通貨の「まちのコイン・くるり」はスマートフォンアプリから使用できる。

概要

今回生駒市で導入されたのは、株式会社カヤックによって開発・運営されるコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」。2025年1月27日から「くるり」の名称で本格運用が開始された。
導入によって市のまちづくりを支援し、地域コミュニティ活性化を目指す。
また、地域経済の活性化にも期待が寄せられており、市内の店舗・商店街の利用促進につなげることも見通されている。
「くるり」は現在、市内40以上で利用可能。
今後は市内全域へ展開することを予定している。

サービス概要

「くるり」を含む「まちのコイン」は、スマートフォンアプリから誰でも無料で使える。
登録された利用スポットで体験をするとコインを獲得できる。
コインは日本円には換金できないが、地域の利用可能スポットで使用することで地域と人とのつながりを促進する。
獲得したコインの利用有効期限は90日。
ゲーム感覚でコインを溜められる点や、紙の地域通貨よりも低い費用で運用可能な点も評価されており、各地の自治体で導入が進んでいる。

(執筆:デジタル行政 編集部)