山口県田布施町でLINEによる電子申請がスタート

山口県田布施町において、「スマート公共ラボ 電子申請」が2025年1月7日より開始された。これにより、住民向けの行政手続きがLINE上で完結することとなり、より簡単かつスムーズな申請が可能となる。
田布施町のLINE公式アカウントを活用し、プレイネクストラボ株式会社とDMM.comの協力のもと、書類申請のデジタル化を実現。リッチメニューからチャットボットの案内に従って操作することで、申請フォームにアクセスし、各種申請が行える。
2025年1月7日時点では、「田布施川桜まつりロードレース大会」の申請が可能となっている。

「スマート公共ラボ 電子申請」の特徴
1.窓口手続きがLINEで完結
住民票の写しや税証明書の発行など、従来は役所で行う必要があった手続きを、田布施町のLINE公式アカウント上でスピーディに完了できる。日常的に利用されているLINEを活用することで、住民にとってより手軽な手続きが実現する。
2.本人確認・電子署名もLINEで対応
LINE上で本人確認や電子署名を行うことが可能。専用のアプリやデバイスは不要であり、マイナンバーカードをLINEにかざして読み取ることで、迅速な本人確認が行える。LINE Pay株式会社の「LINE Pay 公的個人認証サービス」の仕組みを採用し、安全かつスムーズな認証を実現する。
3.オンライン決済にも対応
交付料や送料などの手数料の支払いも、LINE上で完結。クレジットカードや電子マネーなど、多様な決済手段に対応し、住民の利便性向上を図る。
田布施町では、今後も「スマート公共ラボ 電子申請」を活用した行政手続きの拡充を進め、より便利な住民サービスの提供を目指していく。
(執筆:デジタル行政 編集部)