長野県白馬村、Uber Japanと協定を締結[ニュース]

長野県白馬村、Uber Japanと協定を締結[ニュース]

2024年11月、長野県白馬村はUber Japan株式会社と包括連携協定を締結した。

本協定のもと、白馬村では「白馬MaaSプロジェクト」の1つとしてUber Japan株式会社と地元のタクシー会社が連携し、同年12月1日からUberアプリを用いたタクシー配車サービスを期間限定で行う。

目的

白馬村は、「オールシーズンリゾート」として国内外から観光客を誘致している。

特に、スキー・スノーボードなどのウィンタースポーツができる冬季は需要が高く、多くの人が訪れる。

2023年11月から24年2月までの冬季には観光客が113万人を超え、過去20年間で最多となった。

一方で、村内の従来の交通が観光客にとって不便である点は指摘されており、課題とされてきた。

これを受けて、Uber Japan株式会社が地元タクシー会社と協力し、海外からの観光客が使い慣れているUberのアプリを通じた配車サービスを提供する運びとなった。

サービス概要

運行区域:長野県白馬村の主要エリア(スキー場・観光地・飲食店などがあるエリア)

時間:24時間

運賃:タクシー会社の規定運賃および迎車料金に準ずる

タクシー会社:アルピコタクシー・白馬観光タクシー・アルプス第一交通・あづみの第一交通・南安タクシー

予約・配車:Uberアプリから実施

車両数:50台程度(今後増加予定)

(執筆:デジタル行政 編集部)