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山口県宇部市、高齢者を対象にメタバース植物園来訪体験会を実施[ニュース]

山口県宇部市、高齢者を対象にメタバース植物園来訪体験会を実施[ニュース]

山口宇部市は、2023年2月9日に、株式会社イマクリエと共同で「出張メタバース体験会」を開催。この体験会は、市内にある高齢者福祉施設「サービス付き高齢者向け住宅むべの里東本町」を利用する74歳から97歳のおよそ40人が対象だった。

体験会の概要

この体験会は、自宅にいながらメタバースの植物館を訪れる体験ができる。外出が難しく自分の足で植物館に行くことが困難な高齢者に対して行われた。参加者自らが自身のアバターを使ってメタバース内の植物園を散策したり、動画を視聴したりできる。クイズ形式での説明も実施し、最新のデジタル技術を楽しみながら散策が体験できる工夫を施した。この体験会の開催には、山口大学の学生にも協力をしてもらった。

体験会の目的

普段外に出ることが困難な高齢者に対して、宇部サボテンセンターの歴史を学んでもらう機会の提供が目的だ。宇部市はサボテンが自然資源であることで有名である。

体験会の様子

当日は、参加者全員に体験会についての説明から始めた。オリエンテーションを行い、部屋の前方に設置したスクリーンを参加者全員で視聴。本体験会を開催するにあたって、山口大学の学生に各種コンテンツやメタバースの映像などの案内をお願いした。体験会終盤には、サボテンについてのクイズを実施。参加者自身でPC操作を体験してもらった。

(執筆:デジタル行政 編集部)