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日高村における実証事業展開母体「まるごとデジタル」の第二期事業募集開始 [ニュース]

日高村における実証事業展開母体「まるごとデジタル」の第二期事業募集開始 [ニュース]

高知県日高村と株式会社チェンジは9月27日より、2022年1月に開設した実証事業展開母体「まるごとデジタル」(注1)での第二期事業募集を開始する。また、事業募集に伴い、企業向け説明会を開催する。

日高村は、昨年度より株式会社チェンジとともに推進している「村まるごとデジタル化事業」により、スマートフォンの実質普及率は86.04%(2022年6月調査)と全国の地方自治体と比較しても高い水準にある。「村まるごとデジタル化事業」は、内閣官房主催「夏のDigi田甲子園」の全国大会に出場し、実装部門(町・村)にて4位を獲得した(注2)。

「まるごとデジタル」は、住民に普及しているスマートフォンをはじめとしたデジタルインフラの基盤を活用し、様々なソリューションを持つ団体・事業者が協力・実証を行うことで、日高村、ひいては日本の地方における共通課題の解決を図る事業。2022年7月に募集した第一期事業では、健康アプリの開発事業を採択し、今後はアプリ開発・住民向けアプリ公開を行う。

9月27日より本事業の募集に関する企業向け説明会を開催する。説明会では、「村まるごとデジタル化事業」の実績報告や本事業の概要説明、第一期事業の検討状況の報告などを予定している。

(注1)2022年1月21日報道発表資料

「高知県日高村におけるデジタルインフラを活用した実証事業展開母体「まるごとデジタル」開設のお知らせ」

https://www.vill.hidaka.kochi.jp/kurashi/child_category_free_page.cgi?SITE_ID=1&CATEGORY_ID=6&CATEGORY_ID2=16&CATEGORY_ID3=5&CATEGORY_ID4=6&FREE_PAGE_ID=528

(注2)Digi田甲子園HP

■第二期事業募集概要

募集開始日:2022年9月12日(月)

募集内容:日高村の高いスマホ普及率を活かし、社会課題を解決する企画

応募方法:詳細は、事業者向けWebサイト「高知県日高村まるごとデジタル」より応募要領・仕様書をダウンロードし確認のこと

■説明会の詳細

日時:2022年9月27日(火)10:30-12:30、13:30-15:30

開催方法:対面とオンラインの併用で開催(視聴方法は申込み後、メールで案内)

※新型コロナウィルス感染状況を踏まえオンラインのみで開催となる可能性がある

開催場所:株式会社チェンジ本社(所在地:東京都港区)

■説明会内容

・「村まるごとデジタル化事業」での取り組み・実績報告

・実証事業展開母体「まるごとデジタル」の概要説明

・第一期「まるごとデジタル」の結果報告

・説明会参画企業ショートセッション(各社3分程度)

・今後のスケジュールについて

■お申し込み

事業者向けWebサイト「高知県日高村まるごとデジタル」より事前登録のこと。

https://mirakuru-hidaka.tech

※締切:2022年9月20日(火)18:00

■高知県日高村について

日高村は日本有数の水質を誇る仁淀川に沿い、県庁所在地から16kmと県の中央部に位置し、村内3箇所のJR駅や国道整備により県内では比較的利便性が高い村。人口は、1954年(昭和29年)の7,926人をピークに減少が続き、2015年の国勢調査では5,030人まで落ち込んでいる。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)に準拠した推計によると、2060年には2015年比で総人口が約30%となる見込みだが、このような状況を逆に強みと捉え、日本で初めてのスマートフォン普及率100%を目指して「日高村まるごとデジタル化事業」を推進している。

■株式会社チェンジについて

「Change People、Change Business、Change Japan」をミッションに掲げ、「生産性をCHANGEする」というビジョンのもと、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジタル化を担うNEW-ITトランスフォーメーション事業、NEW-ITトランスフォーメーション事業と相乗効果のある事業への投資を通じ、新事業の創出やビジネスモデル構築を担う投資事業、DXによる地方創生の推進をミッションとするパブリテック事業の3つの事業を柱として推進・拡大している。

(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)