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生駒市、Web完結型クラウドサービスを利用した電子契約を開始[ニュース]

生駒市、Web完結型クラウドサービスを利用した電子契約を開始[ニュース]

奈良県生駒市は2月1日から、Web完結型クラウドサービスを利用した電子契約を開始する。

新型コロナウィルスの感染拡大を背景に、自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)推進は急加速している。生駒市では、働く時間や場所を選ばない多様な働き方の導入を進め、コスト削減だけでなく感染防止の観点からも対面を避けるためペーパーレス化を図り、リモートワークのさらなる活用を推進していくとしている。

そこで生駒市は、まずは自らが担う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して、住民の利便性を向上させるとともに業務効率化を図っていくこととし、電子契約にクラウドサインを利用することに決定した。

電子契約を行う上でのメリットおよび注意点では下記の通り呼びかけている。

【電子契約を行うメリット】
1.契約事務の時間削減(印刷、製本、郵送、押印等の作業が不要)

2.費用削減(紙代、コピー代、郵送代、封筒代が不要)

3.契約締結までの時間削減(郵送に係る時間が不要)

4.契約相手方のコスト削減(印紙税が不要)

【電子契約を行う上での注意点】
1.一般的な売買契約や請負契約は電子契約を行うことができますが、定期借地契約、定期建物賃貸借等の必ず書面によってしなければならないものなど、法令等の規定により制限があるものがありますので、関係法令等を確認した上で契約を行ってください。

2.電子署名(タイムスタンプ付与)の有効期限は10年です。

3.契約にあたっては、原則電子契約にシフトしますが、電子契約により行うか書面契約により行うかを調整の上、契約を行ってください。

4.電子メールアドレスは、事前に確認したものを利用してください。

(注意)申請書は担当課にメール等でご提出お願いします。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)